赤外線テスト・気密測定
パッシブハウスは必ず、住宅の性能を測定して完成する。
パッシブハウスでは減圧に加えて加圧の気密測定を行います。減圧は家の空気を外に排出して、新たに家に入ってくる空気の量を計算します。減圧試験は一般的な測定です。加圧は減圧の逆で、家の中に空気を送り込み、家から外に漏れる空気の量を計算します。加圧試験までを行う住宅は非常に少なく、さらにパッシブハウスは一般的な試験圧(10Pa)の5倍の圧力(50Pa)をかけて測定します。厳しい試験を合格して出来るのがパッシブハウスです。
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写真は加圧試験を行っているものです。住宅の中で一番、窓が熱を逃がし隙間をつくる部分の為、御覧の通り実験用スモークを用いて、空気の漏れ具合を確かめています。米国式パッシブハウスでは窓の性能と職人さんの丁寧な取り付けのおかげで、空気の漏れを肉眼で確認することはできませんでした。
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こちらの様子は赤外線カメラによる壁や窓の断熱性能の実証試験です。色々な方々をお招きして公開試験となっております。