これがパッシブハウスの性能

パッシブハウスは厳格な性能基準値があり、その基準を満たすことでパッシブハウス研究所より認定を取得できる仕組みとなっております。米国式パッシブハウスでは日本の高温多湿の気候に合わせた住宅設計を行いっているのも特徴です。
  実際値 基準値
年間暖房負荷 11.7kwh/㎡a以下 15kwh/㎡a以下
年間冷房負荷 14.1kwh/㎡a以下 15kwh/㎡a以下
一次エネルギー量 85.1kwh/㎡a以下 120kwh/㎡a以下
気密性能(漏気) 0.26/1h(50P加圧・減圧) 0.6/1h(50P加圧・減圧)

上記の基準値を上回る省エネ性・気密性が求められるのがパッシブハウスです。この基準値は日本国内の次世代省エネルギー基準(等級4)のおよそ3倍の省エネルギー性となります。
 
  米国式パッシブハウス 低炭素住宅(基準値)
外皮平均熱還流率 0.23W/㎡k 0.87W/㎡k
一次エネルギー消費量 58.3GJ/(戸・年) 139.9GJ/(戸・年)
気密性能 0.17c㎡/㎡ 5.0c㎡/㎡以下
設備等 ダブルソーラーシステム    
HEMS
雨水利用設備
全灯LED照明器具 
を完備 
節水設備の導入または太陽光、
HEMSの設置など指定項目のうち
2つ以上に該当すればよい 
日本における省エネ住宅認定制度 低炭素住宅とパッシブハウスを比較してみました。数値では、圧倒的にパッシブハウスの性能が良いことがわかります。一次エネルギー消費量が少ない=毎月の光熱費が安いということです。パッシブハウスでは毎月の光熱費(電気+ガス)が10,000円以下になる実データもあり、新築から30年住み続けた場合、一般住宅とパッシブハウスの光熱費の差は数百万円にもなります。

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